4人の先生のご紹介、その2。「鏡リュウジ先生」

「4人の先生のご紹介」、おふたりめは鏡リュウジ先生です。

【鏡リュウジ先生プロフィール】

心理占星術研究家・翻訳家。京都生まれ。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了(比較文化)。英国占星術協会、英国職業占星術協会会員・日本トランスパーソナル学会理事・平安女学院大学客員教授・京都文教大学客員教授・趣味は料理と古書蒐集。好きなものは赤ワインと肉、イギリス。

心理学的アプローチをまじえた占星術を日本で紹介することによって、占いマニア以外の人にも幅広くアピールすることに成功。占星術の第一人者としての地位を確たるものとし、一般女性誌の占い特集では欠くことのできない存在となる。また、大学で教鞭をとるなど、アカデミックな世界での占星術の紹介にも積極的。

著書は、2002年刊行『魔法の杖』シリーズが100万部突破のベストセラーに。

ユング派心理学者の著書翻訳など硬派なものから、占い実用本『はじめてのタロット』まで幅広く出版している。著書訳書あわせて100冊以上。直木賞作家角田光代氏とのコラボなど、異色な本も。



いわずと知れた有名人の方なので、いまさらわたしがご紹介するまでもないのですが、

わたし視点ということでお読みいただけますと幸いです。



さて、わたしは先日、Facebookにこんな記事を書かせていただきました。


【WドラゴンのW講義!✨伊泉龍一先生と鏡リュウジ先生は、占星術とタロットをそれぞれ講義していただけることになりました!】


そうなのです!


昨日ご紹介しました伊泉龍一先生と、鏡リュウジ先生は、

占星術とタロット、それぞれご講義いただけることになったのです!

とっても贅沢じゃないですか?


(ちなみにこの「W(ダブル)ドラゴン」という呼び方は、Twitterで見つけました。笑)



鏡リュウジ先生がまずひとつすごいところは、

そのメジャー度、知名度ですよね。


特に占い好きというわけじゃない方でも、女性であればほとんどの方が、

「鏡リュウジ」というお名前をご存知だと思います。


一方、伊泉龍一先生。

占い好きの中でも、ある志向を持った方のみに、

有名&根強いファンをお持ちという立ち位置かと思われます。


おふたり、とても仲が良くて、占い界では親友という間柄だそうです。

実際にお打合せで、お食事をご一緒させていただきましたが、

おふたりともよくお召し上がりになり、赤ワインのペースが早い!


しかもおふたりともビジュアルも良く、

お名前に「りゅう」という音が入っているという共通点まで。


でも上に書きましたように、

鏡リュウジ先生は超メジャー、

伊泉龍一先生は好きな人は大好き、といった感じに、

認知度が分かれております。


それは、おふたりのお仕事に対する姿勢に違いがあるようです。


占いといえば最も必要としている方といえば「恋する女子」ですよね。

でも伊泉先生が出版される本、開催される講座は、どれもあんまり女子向けじゃないのですよね。

ちなみに、SNSもブログもされていません。



一方の、鏡リュウジ先生!!


上のプロフィールにありますように、


「英国占星術協会、英国職業占星術協会会員・日本トランスパーソナル学会理事

平安女学院大学客員教授・京都文教大学客員教授」


という、ものすごい肩書きを持たれながらも、


ご存知のように、恋する女子にとってもやさしい著書多数!!

そして、ご自身のサイトで毎日「Star News」を掲載され、

それをTwitterやLINEでお知らせしてくださります!


もちろんそれだけではなく、たくさんの活動をされ、

日本における「占い」業界のイメージは、

鏡リュウジ先生のアカデミックさとメジャーさによって、

ずいぶんよくなっているのではないでしょうか?


占いの研究者、著者はたくさんいらっしゃいます。

難しいことを、難しく書ける方はたくさんいらっしゃいます。


それにプラスして、イケメンでタレント性があり、

一般にも初心者にも向けて発信することができる、鏡リュウジさんのご登場・ご活躍で、

一般の「占い → 何となく怪しいもの」のイメージはずいぶん薄れているはずです。


この、「高度なことも研究、理解した上で、それを一般の人にわかることばで発信できる」というのは、

個人的に、とてもとても、大切なことだと思っております。



さらにですね。


いま鏡先生のTwitterを見て知ったのですが、

魔女とか魔法の本も出されてる〜!!

もうわたしこれを見まして、速攻アマゾンでオーダーしました。


すみません、占いから話がちょっとそれて、

個人的な趣味に走ってしまいました。


ただですね、鏡リュウジ先生のすごいところは、

このように、女性たちの占いやオカルトに対するニーズに対して、

怪しい感じではなく、とても素敵なイメージを載せて、

いろいろなものをご提供してくださることだと思うのです。



ちなみに、占星術の初心者向けの本では、

鏡先生のこちらの本に本当に助けられました!!

とても残念なことに、もう新品では入手できないようなのですが、

わたしにはとてもわかりやすかったです。

(わたしははじめKindleで購入して、あとから中古の本を購入したのですが、

いま見たら、もしかしてKindleでの販売も終わってしまったかも知れません…!)



わたしは著書は何冊も読ませていただいていますが、

講義を受けるのは今回がはじめてなので、とても楽しみです!


はじめに書きました通り、わたしがご紹介するまでもない有名な方ですが、

ぜひこの機会に、鏡リュウジ先生の「占星術とタロットのW講義」、受けてみませんか?



鏡リュウジ先生の講座ご案内文はこちらです。


<占星術>

内なる星、外なる星。 現代心理学と占星術

19世紀後半から占星術は神智学、そして深層心理学と歩調を合わせるように

内面化されていった経緯があります。

とりわけユング心理学の影響は甚大でした。

心理学者ユングがどのように占星術に接していったのか、

またユング心理学の影響を受けた占星術はどのように変容したのか、

ユングの内的ヴィジョンの記録である「赤の書」などを参照しつつ見て行きたいと思います。

また、ユング派のユニークな心理学者であったジェイムズ ヒルマンや

トランスパーソナル心理学者の騎手であったスタニスラフ グロフらが

どのように占星術を扱ったのかについても触れようと考えます。


<タロット>

内なる旅、外なる旅。現代のタロット道

タロットも占星術と同じく、

20世紀においては大きく内面化されていった経緯があります。

ユングは占星術や易ほどではないにしても

タロットに関心をもっていました。

また現代の神話研究に大きく影響を及ぼしたジョセフ キャンベルもまた

タロットに関心を寄せました。

内的な個人神話としてのタロットについてみていくことにしましょう。

と同時に、タロットには単にこころの問題を超えて

社会のなかでの価値観の転換を促す社会運動としての側面も強くもっています。

こころと社会をつなぐフェミニズムなど問題定義としてのタロットの側面にも

注目してみましょう。



では続きはまた。

exis academy 2016-2017

exis-academy - 東京を中心に、西洋占術・精神世界研究家の伊泉龍一先生による占い講座(タロット・占星術・数秘術・手相・生命の樹)を開催しています。