こんにちは。
それでは今日から、予習シリーズを始めたいと思います!
さて、まずは占星術の基礎です。
今回のセミナーにご興味を持っていただいている方のほとんどはご存知のことかと思いますが、
今回は、占星術とタロットのコラボセミナーですので、念のため超初歩的なところから書きますね。
占星術に詳しい方は、
「おいっ、事実とちがうぞ!」ってことがありましたら、
ぜひともツッコミお願いします。
主催者スピカのFacebookから、こっそりメッセくださいませ。
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さて、占星術、というか星占いって、
たぶんどなたでも、はじめて出会ったのは、
雑誌とか、朝の情報番組とかでやっている、12星座占いかと思います。
「あなたは何座ですか?」と聞かれたときに答える星座のところを見て、
「わたしはこうなんだ」って受け取りますよね。
このときの星座は、「太陽星座」のみを対象にしています。
「太陽星座」とは何かといいますと、
「あなたがこの世に生まれた瞬間、太陽は空の◯◯座のエリアにありました」
ということを示すものです。
占星術では、基本的に10個の天体を扱います。
太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星と、
望遠鏡が発明されてから発見された天王星、海王星、冥王星です。
なお10個の天体ではなく「10個の惑星」という言い方もします。
現代では、太陽は太陽系の中心、月は地球の周りを回る、地球の恒星だと理解されています。
それ以外の8星は、太陽の周りを回る太陽系の惑星ですね。
ですが、地動説、つまり地球が宇宙の中心だという考え方がメインだった時代には、
太陽も月も、地球の周りを回る惑星だと捉えられていました。
ですので、いまでも占星術で「10の惑星」といえば、太陽と月を含みます。
で、上に書きましたように、
「あなたは何座ですか?」と聞かれたときに答える星座は、
「あなたがこの世に生まれた瞬間、太陽は空の◯◯座のエリアにありました」
ということを示す、太陽星座と呼ばれるものです。
実際には太陽を含めた10天体それぞれについて、
「あなたがこの世に生まれた瞬間、10個の天体は空の◯◯座のエリアにありました」
ということがいえるわけですね。
たまに女性誌の星占い特集で、「あなたの金星星座は?」というものがありますが、それは、
「あなたがこの世に生まれた瞬間、金星は空の◯◯座のエリアにありました」
ということに基づく占いになります。
金星が司る事柄、特に恋愛について占うときに使われます。
それを図にしたものを、ホロスコープと呼びます。
こちらは、本日2017年2月28日22時33分26秒のホロスコープです。
幾つかの円が重なっていますが、その中のいちばん広い円(外側から2つめ)に、
10個の天体のマークがあるのがお分かりいただけるかと思います。
このように、ホロスコープは誰かが生まれたときだけではなく、
ある瞬間の天体の配置を表したものですので、
誰かが生まれたときのときの図は、特にネイタルチャート(出生図)と呼びます。
なお、ホロスコープ(horospope)の「horo」は時間(英語の「hour」)、
「scope」は見るを表します。
で、
「あなたがこの世に生まれた瞬間、太陽は空の◯◯座のエリアにありました」
の「◯◯座のエリア」って何やねん、て話なのですけれども、
本当は太陽の周りを地球が回っているわけですが、
地球から見ると、太陽が地球の周りを回っているように見えますよね。
地球から見る「太陽の通り道」を黄道と呼び、
その360度を、30度ずつ12個のエリアに分けて
当初そこにあった星座から名前を付けたものを「黄道12宮」と呼びます。
(当初というのは、わたしたちが普段触れる「西洋占星術」ではいまは違うってことなのですが、
気になる方は「歳差運動」でGoogle先生に聞いてみてくださいね。)
図で見ると、こういうことになります。
☆画像はお借りしました。(追って描き起こします。)
まとめますと、占星術であなたのことを占うとき、
あなたが生まれたとき、占星術で主に使う10の惑星が、
地球から見た太陽の通り道のどのエリアにいたか?
をホロスコープのネイタルチャート(出生図)として起こすわけですね。
ここからが今回お話したいことなのですが、長くなってしましましたので、
続きは次回に。
☆とはいえ、内容的にはまだ基礎的なことが続きます。
ではまた、次回をお楽しみに☆
スピカ(主催者)
exis academy 2016-2017
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