先日、鏡リュウジ先生の
「鏡リュウジ先生”魂”のコード 〜ユング派心理学者ヒルマンと占星術〜」
という講座を受講してきました。
わたしが、鏡先生の著書は読んだことがあるけど、講座を受講したことがないということと(申し込みはしたのですが、間に合わなかったという悲しい過去は一度あります)、
今回のコラボセミナーの、鏡先生の講義でも扱っていただく、
「ユング派心理学者、ジェイムズ・ヒルマン」について
事前に少しでも学んでおきたいと思ったからです。
わたしの占星術の学習レベルは、「ハウスでつまづいて、一旦タロットに集中することにした」、
つまり、ハウスの途中で勉強を止めてしまったという、初歩レベルもいいところです。
なぜハウスでつまづいたのか?というと、
「ハウスって一体何なの?」ということが、よくわからなかったからですね。
なんで黄道の30度×12宮の区切りの上に、
似てるけどちょっと違う別の12区切りをずらして置かなきゃいけないのか、
意味がわからなくて、それが気持ち悪くて。
「具体的な経験はハウスでわかる」といわれましても、
「なんで?」って思うところでつまづいてしまっていたのです。
で、実は、このコラボセミナーのお話の始まりとなる、
昨年8月の大阪での伊泉先生とかげした真由子先生とのお打合せの終わりに、
かげした先生が席を外されたとき、伊泉先生に、
「わたし占星術の勉強止めていいですか?」
って訊いたのですね。
なんでわざわざそんなことを訊いたかというと、
去年、伊泉先生の伝統占星術の4回連続講座がありまして、
わたしは5月に1回目を受けたのですが、
間をおいて2回目となる9月の講座は、申し込んでいなかったのです。
わかりやすい伊泉先生の講座を聞いても、やっぱり占星術難しいなーと思って、
タロットもまだ勉強中ですので、一旦タロットに集中しようと思ったのですね。
伊泉先生は、
「いいよ、だって『自分がどういう人間か』とか、興味ないでしょ?
生き方見てればわかる」
と言ってくださって、無事(?)1回目で脱落したのです。
(ちなみに、「自分がどういう人間か」、全く興味なくはないですよ)
わたしの気持ちとしましては、
今回のコラボセミナーでみなさんとご一緒に「心理と占星術」の講義を受けて、
それをきっかけにまた占星術の勉強を始めてみようかな、という感じでした。
ですが、そもそもコラボセミナーの告知をするにあたり、
わたしがあまりにも占星術のことを語れないことが、気になってきました。
「生命の樹」講座を主催させていただいたときは、
そもそものきっかけが「生命の樹ダイジェスト講座」を受けたことだったので、
ダイジェスト講座で学んだことをブログで連載記事にしたところ、
わかりやすい、おもしろいとご好評いただき、
それまで「生命の樹」をご存じなかった方々にもお申込みいただけました。
ならば、自分が当日最大限に学ぶためにも、告知のためにも、
心理占星術のことも予習しよう!とようやく思ったのですね。
というわけで、鏡先生の
「鏡リュウジ先生”魂”のコード 〜ユング派心理学者ヒルマンと占星術〜」
の講座を申し込むと同時に、
鏡先生の訳書3冊を入手しました。
それぞれ3cmくらいの厚みがあり、文字も小さい…。
レベルが低くて恐縮ですが、「占星術は難しいから一旦保留」にした身としては、
まあ〜〜〜〜、ハードル高く感じたのです。
で、まずは講座を受ける前に、『魂のコード』を少し読んでみました。
すると、
思いの外、とても、おもしろいのです。
個人的に、わたしが興味がある内容が書いてあって(タイトル通り、わたしたちの「魂」のとこです)、
文体も、思ったより読みやすいものでした。
さすがに内容は、「1文につき2度読む」みたいなペースで飲み込む感じでしたが、
どんどん続けて読みたいと思いました。
(なお、こちらは占星術のテクニックの本ではありません)
時間的に、本当にはじめの方だけ読んで講座に参加することになりましたが、
講座もとても面白く受講することができました。
鏡先生の心理占星術の講座を受講して思ったのですが、
ユング心理学の基礎は予習していった方が、数段スムーズに楽しめそうです。
そのあたりも、予習として綴っていきたいと思います!
ちなみに、講座で特に印象に残ったのは、
「Temporal Literalism」
についてです。
これは、「字義通りに受け取る」という意味で、
ヒルマンは避けるべきこととしているということでした。
とても興味深い事例が聞けましたので、
『魂のコード』
のご紹介のときに綴らせていただきますね!
さて、「魂のコード」講座の後、
3冊の順番的に、まずは『占星学』を読むのがよさそうだったので、
改めて読み始めました。
こちらは鏡先生と、岡本翔子さんの共著となっていまして、
本編の後に付録的に、「占星学用語解説」として、基礎占星術講座的なものが、岡本翔子さんによって解説されています。
わたしはもちろん、ここから読み始めたのですね。
そうしたらですね!!
わたしの、「ハウスシステムっていったい何やねん」的疑問の答えが、そこにあったのです。
黄道十二宮が地球の公転に関係し、地球全体、人類全体に影響を及ぼすのに対し、
十二ハウスの原理は地球の自転に関係し、特定の時刻・場所に左右されるので、
特定の人間や個人的出来事に影響を与える。
十二ハウスは地上での経験の場を表す。
そうか!
黄道12宮は地球の公転、12ハウスは地球の自転ってことなんだ!!
だから、具体的な経験はハウスで見る→ハウスシステムに現れるってことなんだ〜!
ものすごく!スッキリし、
一旦、占星術のシステムのことを一通り勉強したくなりまして、
今日は、買ってあったけど1ページも開いていなかった伊泉先生の訳書、
『占星術完全ガイド』を読み始めました。
そうしたらですね、
本日、午後から23時くらいまで読み続けてしまいました。
こうして、このコラボセミナーの主催をきっかけに、
思い掛けず&目出度く、占星術の勉強にふたたびハマることになりましたので、
こうなったら、当日とにかくわたしがMAX楽しんで学ぶため、
これから引き続き予習し、予習したことをシェアさせていただきます。
お申込み者さま、またお申込みご検討いただいている方も、お読みいただけますと幸いです!
鏡先生の太陽星座、魚座の新月の夜にスタート。
どうぞよろしくお願い致します。
exis academy 2016-2017
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