占いについて、
太陽星座のことだけで
楽しく語ること、
もっとずっと繊細で慎重であり、
多層的視点を持とうとすること、
そしてそれは、
雑であること、雑に扱うこと、
とはちがうのだなと、
いけだ笑み先生を見ていると思います。
いけだ笑み先生のブログには、
お笑い太陽星座比率
人生相談の回答者、火と風の星座多すぎ問題
なんていう、
差をつけるのか、引き寄せるのか?
差をつけるか、引き寄せるか?の計算例
のように、
ホラリー占星術難しいと言うけれど・・・ネイタルのほうが難しいよ!
という記事です。
ネイタルチャートには、主観というバイアスがかかっていて事実との摺り合せが難しいし、そもそも人間は一人で生きていないので、親子や交友関係によるシナストリーの影響も大きすぎて、ネイタルチャート単独の純粋培養で生きている人なんていない。
だから、星を読めば地上の小宇宙である人間存在を読み解けると仮定したところで、それを客観的に実証することは無理だと思っています。主観のバイアスにすり寄るためには、水の人には同情的に、風の人には平坦に、土の人には現実的に、火の人には熱狂的に説明する必要があるし、同じ1年でも、活動宮様には「まだ少し時間がかかります」となだめ、不動宮様には「もう時間がありません急いでください!」と説得しなければならない。
また、生物学的性別とチャートの性別が一致している場合は男女共に「男性的ですね」と言ったほうが喜ばれる不思議や、イージーアスペクト型チャートの人のほうが「苦労している」と認めてあげないと伝わらないなど。
更にここに読み手(占者)のネイタルというバイアスまでかかる!(絶望)
育ての親や関わった教師、同居人などのシナストリーの影響も無視できない。
ネイタルの月が蟹座にあって魚座木星とトライン、牡牛座金星とセクスタイルの人でも、両親の土星がそれぞれ山羊座、天秤座にあって、本人の月を監視していたら?その子を「楽観的で喜びに満ちた感性ですね。」と読んで本人は納得してくれるでしょうか??
大きいものと小さいものはそれが幾重になってもずっと同じで、始まりも終わりもなく、営みはただその断片を切り取って、私たちはその完璧を「体験したい」と願ったものたちなのだという実感を、私は占星術を通じて確認するのが好きなのだと思います。
「体験したい」と願ったから、ネイタルにはバイアスがかかるのです。主観として経験するということはそういうことだからです。」
抱かれたくない有名人の太陽星座比率
<占星術>
「古代の宇宙モデル」
~天動説と地動説~世界を計るための二つのモノサシ。
わたしにとって、占星術や古代のシンボリズムを学ぶことは「科学的な視点」によって傷ついた魂が癒されるプロセスでした。占星術は天動説で構築された体系です。占星術における宇宙はどのような構造をしているのかを図解しながら、近代科学ではそれが何を指しているのかを対比しながら、私たちはどのような関係を宇宙と結びたいのかを考えてみましょう。
exis academy 2016-2017
exis-academy - 東京を中心に、西洋占術・精神世界研究家の伊泉龍一先生による占い講座(タロット・占星術・数秘術・手相・生命の樹)を開催しています。
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