「4人の先生のご紹介」、3人目はいけだ笑み先生です。
【いけだ笑み先生プロフィール】
占星術のシンボルには物心ついたころから親しみを持つ。
シンボルに対して抜群の記憶力を発揮し、知り合いの名前や顔より先にサインを把握していました。
幼年期に母国語から離れ、異国語圏で生活した経験から、シンボルや色などの感覚的情報から物事を認識する癖がついたのだと思います。この癖が占いという道を選んでからは長所に転じました。
著書『基本の「き」目からウロコの占星術入門』『続・基本の「き」目からウロコの占星術入門』、『ホラリー占星術』『スグヨミフレンドリータロット』。
いけだ先生には今回、以下の内容で講義をしていただきます。
<占星術>
「古代の宇宙モデル」
~天動説と地動説~世界を計るための二つのモノサシ。
わたしにとって、占星術や古代のシンボリズムを学ぶことは「科学的な視点」によって傷ついた魂が癒されるプロセスでした。占星術は天動説で構築された体系です。占星術における宇宙はどのような構造をしているのかを図解しながら、近代科学ではそれが何を指しているのかを対比しながら、私たちはどのような関係を宇宙と結びたいのかを考えてみましょう。
鏡リュウジ先生と同様、わたしは本で勉強はさせていただきましたが、
今回のコラボセミナーのお打合せを通して、
はじめてお会いし、お話させていただくことができました。
にも書かせていただきましたが、
いけだ笑み先生の占星術入門者向けの著書
『基本の「き」 目からウロコの西洋占星術入門』、
ガチ初心者だったわたしには、はじめ少々手強いものでした。
また、その文章が、可愛らしい著者写真とは結び付きづらいほど、
大変冷静で、学術的なことに驚きました。
東京でお時間をいただけることになり、
今回はわたしがひとりで、いけだ先生とお打合せさせていただくことになったとき、
自然にわたしは、すごくクールな女性を想像し、
本企画に、伊泉先生、鏡先生からのお声掛けでご賛同いただいたのであっても、
わたしと2人のお打合せで大丈夫かしら…
と、少しだけ緊張してその日を待ちました。
渋谷の講座終了後にお会いできるということで、夜ごはんを兼ねて、
先生がパスタがお好きだということだったのでイタリアンのお店を予約し、
お待ちしておりました。
そこに現れたいけだ笑み先生は、
わたしの予想とは少々違う雰囲気を纏っていらっしゃいました。
わたしがいけだ先生が宿泊場所に帰りやすいよう、
井の頭線近くのお店を予約したことに、大変感激してくださいまして、
「ほんとうにうれしいんです〜」ということを、全身で表現してくださいました。
いい意味で、勝手に描いていたわたしの想像とはずいぶん違う方でした。
クールどころか、
バーニャカウダのお野菜をひとつずつ「ああ、これとっても美味しい〜」と、窓の外に目をやりながらしあわせそうにつぶやいたり、
パスタの具のオマール海老を「これ、とっても甘くて美味しいですよ!」と、感動と共に勧めてくださり、
とにかく感情豊かで可愛らしいのです。
わたしが、本の文章から受けた印象と少し違いましたとお伝えすると、
いけだ先生は占星術家らしく、
ご自身は太陽星座が蟹座で、土星が強く効いているので、
内に篭っていれば安心なのに、挑戦したくなってしまう、
そして挑戦をするときは、自分以上のものを見せたくなってしまう
という性質なのだと、説明してくださいました。
また、
わたしがお会いする前に、いけだ先生の著書『ホラリー占星術』を少しだけ予習したことをお伝えすると、
まだ前書きと、この本は鏡リュウジ先生が後書きを書かれているのですが、その後書きを先に読ませていただきまして、本文はまだ読み始めたばかりと正直にお伝えしたにも関わらず、
「うれしいです〜。わたし蟹座なので、そういう風にこちらに寄ってくださる姿勢に、嬉しいと感じるんですよ。」
と言ってくださいました。
今回占星術で講義いただく3名の先生の講座すべてに関連しますが、
ある時期、「伝統占星術」によって「現代占星術」が批判されるという流れがあり、いけだ先生が占星術を学ばれた1990年頃は、もっともその議論が激しい時代だったそうです。
いけだ先生はご自身が大変心惹かれた「現代占星術」を学ばれた後、
「現代占星術」への批判を理解するためにも、「伝統占星術」のひとつである「ホラリー占星術」を学ばれ、いまでは「ホラリー占星術研究家」という肩書きはいけだ先生の代名詞にもなっています。
なお、「ホラリー占星術」は、「このことについて占おう」と決めた瞬間のホロスコープから、その質問の行く末や問題解決の答えを読み解く、西洋占星術の手法です。
より厳密には、「占い師が質問者から相談内容を聞いた瞬間」を起点とし、そのホロスコープから読み解くとのことです。
大変興味深いですよね。
さらに、わたしが個人的にとても感激したのは、太陽星座と月星座による星占いトークです!
いけだ先生は、今回ご登壇いただく4名の講師+わたしの太陽星座と月星座について、またコラボセミナーの日程について、いろいろとコメントしてくださったのですが、
それがめちゃめちゃおもしろくて!
これは完全に個人的な感覚だとは思いますが、普段伊泉先生の講座に通っていますと、「星座トークにキャッキャする」という体験はないので、そういう感覚が薄れていたようなのですね。
いけだ先生によって、
いけだ先生、鏡先生、わたしの太陽星座が、蟹座、魚座、蠍座と、水のグランドトラインになっていること、
更に伊泉先生の太陽星座が山羊座で土なので、カイトになること、
いけだ先生がかげした先生の太陽星座・月星座から伝えてくださる印象と、わたしが持っている印象が合っていること、
当日、もともとは1日目の25日をタロット、2日目の26日を占星術で考えていたけど、登壇者の星座から、逆にした方が全員にとってよさそうだということ、
いろいろコメントいただき、
もう、そのトークが楽しすぎて、
「あああ〜星座の話でこういう風にキャッキャ楽しむ感じ忘れてた!!」と、
はじめの緊張とは真逆に、ずっと笑顔で目を輝かせるような打ち合わせになり、
帰り道もにこにこしたまま、いい気分で帰ることができました。
さて、ちょっと話がずれますが、
昨夜お申込みいただきました方から、このようなメッセージをいただきました。
「タロット歴5~6年のほぼ初心者で身の程知らずと思われるかもしれませんが、参加させて頂きます。
内容もかなり高度なようで、途中意識が異次元に飛ぶかもしれませんが、頑張りますのでよろしくお願いします。」
タロット歴5~6年で初心者といわれる謙虚さにまず感動しましたが、
わたしが気になったのは後半です。
「内容もかなり高度なようで、途中意識が異次元に飛ぶかもしれませんが、頑張りますのでよろしくお願いします。」
たしかに、先生方の講座ご案内文を読んでいただきますと、
内容がかなり高度で、ついていけないのではないか、
もしくは自分にはまだ必要のない内容なのではないか、
と思われる方も多いかも知れません。
でもですね、ぜーーったい、そんなことはありませんよ!
たしかに、鏡先生がツイートしてくださったように、
小難しいことはいいや、楽しく自分なりに占いしたいだけだし♪
という方には、向かないかも知れません。
そのような姿勢にも、まっったく、否定はしません。
占いって楽しいですし、需要があればお仕事として成り立ちますものね。
でも、もしもあなたが、多少なりとも、
「真剣に真面目に占星術やタロット学びたい方」
であるならば。
「現代における占いの意義と向き合う」
そのきっかけになるであろう今回のセミナーに、ぜひ来ていただきたいと思っています。
4人の更新の先生は皆さまベテランですし、
どのようなレベルの方も置いていくような講義はされません。
どのような方も、有意義で楽しく学べる、そして何かを考えたり気づいたりする、きっかけになるのではないかと、わたしは期待しております。
先生方の本はもちろん高度なものもあり、2日間ぎっしりのセミナーは、
興味はあるけど、検討中のままになっている方もいらっしゃるかも知れません。
でも、
いけだ先生とのお打合せの日、クールな女性を想像して緊張しながら待ったわたしが、
帰り道には占いの楽しさを思い出してにこにこが止まりませんでした。
きっと当日、
学びたい方たちが集まったその場の空気感の中で、
先生方とお会いして、各先生の口調で講義を聞くことは、
本を読むだけでは味わえない体験です。
もしも、興味はあるけど、自分にはハードルが高いのではと感じている方がいらっしゃいましたら、
ぜひ、お問合せだけでもしてくださいね。
とりあえず、主催者のわたくし、まだタロット歴1年半足らずです。(笑)
でも、今回の各先生の講義をとても楽しみにしております!
もしお時間がありましたら、25日の懇親会で、
占いトークでキャッキャ盛り上がりましょう✨
いけだ先生の
『基本の「き」目からウロコの西洋占星術入門』
は、こちらの続編もぜひチェックしてみてくださいね。
ではまた、続きをお楽しみに!
exis academy 2016-2017
exis-academy - 東京を中心に、西洋占術・精神世界研究家の伊泉龍一先生による占い講座(タロット・占星術・数秘術・手相・生命の樹)を開催しています。
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